介護士の仕事の特徴

お客さまの食事介助や入浴介助、トイレへの誘導などの日常生活の介助に加え、レクリエーションや軽い運動も一緒に行います。とくに、入所されたばかりのお客さまに対しては、リハビリ職員や看護職員と連携し、多職種で一人ひとりの健康状態や身体機能を把握したうえで、適切なケアを検討します。

レクリエーションではお客さまと一緒に楽しみ、自由時間には和やかな会話を大切にしています。こうした交流を通じて信頼関係が築かれ、食事や入浴にも協力を得られやすくなり、介助がスムーズに進みます。

仕事の特徴

  • 見守りが必要なお客さまには、体勢が崩れないように気を配りながら施設内の移動に付き添います。
  • レクリエーションで一緒に風船バレーや輪投げなどをすると毎回盛り上がり、お客さまも笑顔に。
  • 一人ひとりの性格や好みを理解してコミュニケーションを取ることで、少しずつ信頼関係が築かれていきます。

仕事のやりがい

笑顔で「ありがとう」と感謝の言葉をいただいたり、顔や名前を覚えていただいたりと、お客さまと信頼関係を築くたびに、この仕事のやりがいを感じます。とくに、在宅復帰をめざす「介護老人保健施設」では、寝たきりの状態で入所されたお客さまが、機能訓練や日々の介助を通してリビングで一緒に食事を楽しめるまでに回復されることもあります。そのような瞬間を一番近くで見られることが大きな喜びです。

働きやすさ

入職後1か月は先輩と一緒に行動し、ケア技術を学びながら自分に合った方法を見つけていきます。とくに夜勤は心細く感じることもありますが、他のユニットから先輩がたびたび様子を見に来てくれ、「大丈夫?困っていたら一緒にやるよ」と声をかけてくれます。一人で悩んだり不安を抱えたりする必要はありません。みんなで協力しながらフォローし合える体制が整っているので、安心して飛び込んできてください。

一日のスケジュール

  • 08:30朝礼で情報共有
  • 09:00入浴介助
  • 11:00食事の準備
  • 12:00昼休憩
  • 13:00リビングでお客さまと交流
  • 15:00レクリエーション
  • 17:30業務終了