管理栄養士の仕事の特徴

患者さまやお客さま一人ひとりの身体状況や咀嚼・嚥下機能に合わせた食事の検討、メニューや食材の決定、食材の発注など多岐に渡る業務を担当します。食事の時間には、お客さまの様子を観察し、摂取量や咀嚼能力などを評価する「ミールラウンド」を実施。言語聴覚士とも話し合いながら食事の内容を検討します。

正峰会グループの介護施設では、施設内の厨房で調理しているため、管理栄養士が調理師と密に連携して柔軟にメニューの変更や補助食品の追加などに対応できることが特長です。また、リハビリ職員や介護職員などとの職種間の壁がなく、意見を共有しながら協力することで、多職種で連携したサポートを実現しています。さまざまな専門職の視点からお客さまを見守ることで変化にも気づきやすくなり、一人ひとりに合った食事の提供に繋がっています。

仕事の特徴

  • お誕生日のお客さまにケーキをプレゼント。喜ぶお顔を直接見られることが管理栄養士の仕事の醍醐味です。
  • 時には調理も担当します。調理職員との関係性が築かれ、協力や連携もしやすくなります。

仕事のやりがい

介護施設では、毎月イベント食として手作りのスイーツやバイキングなど、お客さまに喜んでいただける工夫を凝らしています。企画を考えることも仕事の楽しさの一つですが、メニューを喜んでいただき、食事量が少なかったお客さまが召し上がってくださることが何よりのやりがい。「がんばって良かった!」と感じられ、仕事へのモチベーションをさらに高めてくれます。

働きやすさ

介護職員や調理職員はベテランが多く、親身になって教えてくれたり気にかけてくれたりと、温かい雰囲気のなかで働けます。また、多職種連携を通じて視野を広げ、自分自身の成長とお客さまの健康づくりをめざすことができる職場です。

一日のスケジュール

  • 08:15出勤
  • 10:30電子カルテをチェック
  • 12:00ミールラウンド
  • 12:30昼休憩
  • 13:30食事内容を検討
  • 15:00献立を作成
  • 17:15業務終了