看護師の仕事の特徴

バイタルチェックや点滴、傷の処置、清拭などのケアのほか、検査・手術前後の準備、患者さまやご家族への説明など、幅広い業務を担当します。業務が多岐にわたるため、効率的にスケジュールを組み立てることがポイント。一日の業務を計画的に進めることで、自然と「段取り力」が身につきます。

特に重要なのは、患者さまとのコミュニケーションです。顔色を見ながら、体調の変化や、不安に思っていることを汲み取り、必要に応じて丁寧にヒアリングをします。なかには人には言いにくい悩みを抱えている方や、ナースコールを遠慮される方もいらっしゃいます。そうした方々に笑顔でよりそい、信頼される存在になれるのが看護職員です。患者さまと医師のつなぎ役として、痛みや不安を和らげるサポートができる仕事です。

仕事の特徴

  • 病棟を巡回し、検温や血圧測定を行なってパソコンに入力。患者さまからの質問にも答えて不安を和らげます。
  • 点滴や傷の処置、着替えなど、業務は多岐にわたります。自分で仕事の優先順位を決め、柔軟に動きます。
  • 患者さまとのコミュニケーションは体調を診るうえでも大切。不快感がない程度に体に触れ、体温や脈を確認します。

仕事のやりがい

来院時は辛そうな表情だった患者さまが元気を取り戻されて退院できたときやリハビリ病棟へ移動されたときには、家族のように安心し、嬉しくなります。何度もケアをするうちに名前や顔を覚えていただけたり、「今日は〇〇さんが担当?嬉しいわ」とおっしゃっていただけたりすることも大きな喜びです。

働きやすさ

看護職員全員がインカムをつけて仕事をしており、「大丈夫?」「手伝おうか?」などと助け合って仕事をしています。また、育児と両立しやすい環境が整っているため、安心して長く働けます。お子さんが13歳までは時短勤務制度が利用できるほか、シフト調整をする上司の配慮や同僚の理解もあるため、急な休みはみんなでカバー。ご家族とも協力し、子育てとフルタイム勤務を両立している看護職員も多く活躍しています。

一日のスケジュール

  • 08:30申し送り、カルテチェック
  • 09:00病棟を回りバイタルチェックなどを実施
  • 10:00清拭や着替えなどの清潔ケア
  • 11:30食事の準備、配膳
  • 12:30休憩室で昼食
  • 14:00病棟を回り患者さまの様子を確認
  • 15:30排泄ケア
  • 16:30夜勤担当者に申し送り
  • 17:30業務終了